しゅわさかさんの生みだし方

          

しゅわさかさんは どなたでも

たやすく生みだすことができます。

あっけないくらい たやすく出来ます。

        

まだ試したことのない方は

この春から ぜひ楽しめるかぎり 

いろいろ試してみてくださいね。

       

黒砂糖を溶かした水に

ひとつまみより少なめの塩を入れ、

善玉菌さんを加えます。

     

時どき振ってあげては気長に待っていると

やがて糖の甘味が消えて酸っぱくなります。     

しゅわさかさんの出来あがり。

        

しゅわさかさんの菌の種類がゆたかなほどに

腸内フローラ(菌さんたちの花畑)がゆたかになって

イノチのチカラが高まります。

        

薬効成分をもつ雑菌(薬菌)を含め

多くの菌さんが複合発酵するほどに

イノチにとって多くの効目が見込めますよー。

     

ぜひぜひ色んなしゅわさかさんを生みだして

お家で、たまちの湯で、集いで、

お互いにしゅわしゅわ混ぜ混ぜ致しましょう。

        

ただいま みたから沖縄めぐりを通じて、

西表島しゅわさか・石垣島しゅわさかも誕生中。

あちこちで地元しゅわさかさんが生まれています。

              

                 

1 ヨーグルト菌を用いる

     

しゅわさかさんが生まれるまえに

わし(飯田茂実)が試していた仕方です。

実は市販のヨーグルト菌を用いていました。

      

大量生産の牛乳は用いずに、

近所の豆腐屋さんの豆乳を用いて、

ヨーグルトを作っていたころのこと。

             

豆乳を用いないでも、水と糖とミネラルだけで

菌さんは どんどん増えることに気づきました。

そこからはもう豆乳さえ用いるのをやめました。

         

その後、トルコで、ヨーロッパで、イランで

地元ヨーグルトの色んな乳酸菌を集めて殖やしては

しゅわさかさんに加えてきました。

               

野生の薬草の元気もりもりな乳酸菌と較べると、

科学的に抽出された単一な菌は寒さに弱かったり

ちょっとお上品にお澄まししている感じです。

 

2 雑穀・薬草を用いる

           

お腹が元気になって食あたりにも効くからと

わし(飯田茂実)のおばあちゃんが作ってくれた

夏のしゅわしゅわジュースと同じ。

                

足元のありふれた薬草で出来ます。

高価で希少な薬草でも出来ます。

海外では希少な薬草も、地元では雑草だったりします。

              

薬効のある木の葉・雑穀・薬草などには

その草木の姿カタチと薬効成分を生みだした

多種多様な、善玉の雑菌(薬菌)さんがついています。

            

こうした葉や芽を摘んできて洗わずそのまま

糖ミネラル水へ入れておけば

すっかり酸っぱくなった頃に出来あがりです。

              

紫蘇(しそ)、松の葉、よもぎ、

ユキノシタ、どくだみなどで昔から

しゅわしゅわジュースが作られてきました。

        

民間療法には、オオバコ・タンポポ・スギナなど、

ほかにも足元のありふれた雑草が

薬効成分の高い薬草として用いられてきました。

          

あらゆる薬草で試してみてください。

それぞれに味が違っていたりして

しばらく「純粋培養」してみるのも面白いですよー。

          

花や果物の皮を用いると酵母発酵が起こって

お酒になりやすくなるので氣をつけましょう。

花と果物の皮を用いるのは大人用しゅわさかさんだけで。

 

3 ぬか床を用いる

        

昔から ながいあいだ、

いろんな野菜や野草を漬けてきた 

百年物・2百年ものの ぬか床。

              

かぎりなく多種多様な菌や酵母を

呑みこんできた ぬか床ほどに

薬効が強いことは知られております。

              

いわゆる悪玉菌が いくらか入っていても

善玉の菌さんたちが強く優位なかぎり、

悪玉菌たちも暴れだしたりはしません。

             

小さいころから多様な雑菌に触れている子供には

アレルギー症状がほとんどないのです。

殺菌生活をしているとアレルギーになりやすい。

        

ぬか処の多種多様な菌さんたちが

かつて世界でも最強だった

日本人のヤル氣と免疫力を支えてきたのですね。

           

ぬか床ジュースはちょっと強烈で、

ちょっとは悪玉菌も含まれているかもしれません。

しゅわさかさんには加えていません。

 

                 

イノチにとっては おいしかったらすべてよし

         

どこまでも奥ゆかしく不思議な

菌さんたちの世界について、

現代の科学では まだ1割さえわかっていません。

                

雑菌と分類されるような野草・薬草の

素晴らしい常住菌さんたちについても今のところ

実はほとんど実態・薬効がわかっていません。

              

今あらためて世界のあちこちで

雑穀のもつチカラ・雑草のもつチカラ

雑菌の持つチカラが見直されています。

              

お母さんたちの間で広がっている しゅわさかさん。       

イノチの立場では、イノチにとって心地よく

おいしかったらすべてよしでしょう。

              

しゅわさか酸っぱくなってから

         

甘い しゅわさかさんを呑んでいると

糖分の摂りすぎになりますので、

酸っぱくなってから呑みましょう。 

 

           

酵素ジュースなんかも、

しゅわさかさんに糖分を食べてもらって

酸っぱく おいしくなってから呑みましょう。

           

しゅわさかさんの美味しさは

水加減によって決まってきます。

ほどよく水で薄めて味わってみましょう。

        

黒砂糖たっぷりで、濃く元氣に作っておいて、

あとで味見しながら、水を足すのがお薦めです。

ほどよい水かげんだと、果物ジュースの味になります。

         

いろんなしゅわさかさんを新たに生みだして

おいしかったら ひとりで そしてお仲間と

どんどん混ぜまぜして参りましょう。

      

しゅーわー 

しゅわーーー 

きーまーせーりー

                      

しゅわさかさんて酵素じゃないの?

           

しゅわさかさんを

酵素と勘違いしていた方もいます。 

しゅわさかさんは物質ではなく生物です。

                 

酵素というのは物質です。

自力で増えることはありません。

 

しゅわさかさんは自力で増える生きものです。

                   

酵素を体内に取り入れたいのなら

ぬか漬けが何よりもお薦めです。

総合的な栄養にすぐれた発酵食品です。

             

3.11の後には

酵素ジュースが流行りました。

なぜか白砂糖が使われていました。

      

酵素の効果を耳にした親御さんのもと

お子さんが糖尿病になったり

虫歯になったりして大変でした。

       

あのころ、残念なことにメディアでは、

一般に、酵素ジュースばかりが喧伝されて、

ぬか床や発酵の知識は広まりませんでした。

           

酵素ジュースの白砂糖は、

しゅわさかさんに食べてもらってから

お子さんに呑んでもらいましょう。